中津市で整体をしている遠山です。今日は、弱い力のDRT整体で、背骨が動く理由について書きますね。当院のDRTの整体を受けた方はわかりますがすごく弱い力で整体治療をするのでびっくりされる方がいます。

通常、肩こりや腰痛や交通事故の症状に対して背骨矯正や骨盤矯正などで整体する場合「ボキボキする」というイメージがどうしてもあります。DRT整体は、ボキボキしないので逆に「アレっ」 になる方もいます。
そして「こんなに軽く整体を行って本当に背骨は動くのですか?」と質問されたこともあります。実際には、肩こりや腰痛の患者さんへの整体で患者さん自身に力が入ると筋肉が硬直して、いくら整体をしても背骨が動きません。

肩こりや腰痛を治すためにも患者さんにリラックスしてもらって、ゆっくりと何度も揺らした方が背骨は動くのです。まあどちらでも上手にやれば動きますがね^^。
詳しく言うと・・・例えば腰の骨というのは筋肉の奥の方にあります。ですから表面上の筋肉を揺らしてもあまり整体効果は得られません。そこで弱い力で整体してもしっかりと背骨(椎体)に圧力がかかるように整体の方向を意識しなければなりません。

これには当然、整体の反復の練習が必要です。整体の理論は色々とあるのですがやはり、ある程度は数をこなさなければなりません。慣れというやつですね。
逆に言うと誰でも慣れれば揺らせるようになってくる整体なのです。僕でもできましたから^^;
そんな中でDRT整体は、歪みが改善しているかどうか、の検査項目があります。ですので患者さんの中には治療前後の違いにびっくりされる方もいます。

基本的にはDRT整体は特に症状は追いかけません。症状の出かたや、改善の仕方は、皆さん違います。整体効果とは別に、患者さんの体がそれまで歪んでいた年数や患者さんの感じ方や患者さんの考え方が症状に影響するからです。
DRT整体では、症状は追わなくても検査項目が改善していけば自然治癒力が向上し、元々本人が持っている治る力で症状は自然と治るようになっているのです。
このような整体をわかりやすく丁寧に説明しながら患者さんのお役に立てるように頑張っていきたいと思っています。