何で弱い力で背骨が動くのか 中津市で整体をしている、とおやま整骨院の遠山です。今回はDRT整体では「何で弱い力でするのか」ということについて書きますね。

先日、整体に来られている高齢の患者様から「こんなに弱い力で本当に背骨の歪みが取れるの」「もっと強くした方がいいんじゃないの」と言われました^^;以前自分は「小林式矯正」をやっていましたので、強く整体することも出来るのですが・・・。 何で弱い力で整体をしたほうが良いかと言いますと、患者さんの力が抜けるからです。整体の時に患者さんの力が抜けると筋肉が柔らかくなりますので背骨が動きやすくなるのです。

だから整体の時に、患者さんは力を抜いてリラックスさえして頂ければ、後はゆらゆらと整体されるだけで良くなるのです^^

バキッとやる整体もありますよね。「1回でバキッとやる整体」と「ゆらゆらと何回も揺れる整体」はどちらの整体が背骨が動きやすいと思いますか。

答えはどちらの整体でも動くのですが・・・。 どちらの整体でも患者様が力を抜くことがすごく大切ですね。また、患者さんからよく「整体で歪みが取れる」「整体で背骨が動く」という話をすると「あんな弱い力の整体で、本当なんですか!?」とびっくりされて、信じてもらえないこともあります。

これは単純に考えるとわかりやすいのです。整体で背骨が動くと言いましても数ミリです。整体で 何センチも背骨が動いてしまったら体が壊れてしまいますよね^^

ですので、弱い整体で数ミリ動かすことは出来るのです。そして、背骨は首の骨が7個と背中の骨が12個と腰の骨が五つあります。合計24なのですが、24個の骨が1 mm ずつでもずれていると全体で見ると結構歪みますよね。

また、「整体は強くする」という元々のイメージもあると思います。

その少しずつ全体的に歪んだ身体をを整体するようなイメージなのです。

このように整体の内容を詳しく書けると、患者さんにも伝わるかもしれませんが、実際の整体の治療の時は短い時間で口頭で話をして伝えるのはなかなか難しいのです^^;

これも整体の勉強ですので患者さんに少しでも分かりやすく説明できるように頑張っていきます。