中津市で整体をしている遠山です。当院が整体治療の主としているDRT整体について書きますね。

DRT整体は基本的にはアメリカのカイロプラティックの理論です。その理論をもとに説明します。

患者さんから「体って歪むの」「歪んだらどうなるの」「歪んでない人はいないの?」という質問をいただくことがあります。体が歪んだらどうなるかということなのですが、単純に整体をせずに背骨がゆがんだら周りの筋肉が引っ張られてコリが生じるだけではありません。

カイロプラティックの理論で言いますと、身体というのは脳が全て支配しています。これはどういうことがことかと言いますと、痛みだけに限られるず内臓においても、体に不具合が生じると 神経がその情報を脳に伝えます。

整体をしなくても正常であれば、脳が不具合の情報をキャッチして修復するための命令を神経に送ります。神経がその部分まで修復の命令を伝えて身体が修復し自然と治る。ということになります。

ですので人間の体は本人が「痛い」「気分が悪い」など不具合を感じる前に脳が修正していることが多いのです。その時は人間は気がつきませんよね。これは正常な体の場合の話です。

神経というのは脳と脊髄の中枢神経から感覚神経運動神経などの末梢神経に繋がっています。 これは自律神経と言って勝手に働いている神経もあれば人間が意識して動く神経もあります。また、無意識で働いている神経も脳が全て支配しています。

脊髄の神経は背骨から出ているのですが、背骨に歪みがあるとどうなると思いますか。背骨から手や足に行く神経の流れに不具合が生じます。

そうすると、正しい情報をキャッチすることができずに脳に正しい情報が行かなくなります。脳は正しい情報をキャッチできないので不具合が生じても修復する命令を出すことができません。

例えば膝が痛くなった場合・・・。これは正常ではありません。身体が整体されていて背骨が歪んでいなければ、 ひざ関節の角度や位置、ひざ関節にかかる負担 その情報が瞬時に脳に伝わり、正しく修復されているのです。

これが正しく伝わっていないと、膝に負担がかかりすぎているのに脳にその情報が行かずに膝が限界を超えたところで痛みとして感じるのです。

ですので痛みを感じる時点でかなり悪くなっているということです。ここで整体をせずに、単に膝に湿布を貼ったり電気を当てたりしても根本的には治らないということは分かりますよね。

そして当院が行なっているDRT整体は、背骨の歪みを取り除くように整体し、脳に正しい情報が行くように調整しているのです。

後は整体された患者さんの体が自然に治っていくようにしているのです。やはり人間の自然治癒力というのは本当にすごいですね。