腰痛の整体治療の患者さんから言われる事が多いのですが、「特に悪いところはありますか?」と質問をすると、患者様のよくある答えとしましては「○○の時に腰が痛い」ですとか「腰からお尻にかけて神経痛の様な痛みがある」ですとか「腰が痛くなってから脚が痺れるようになった」という言を言われる事があります。

ここで、解りやすく「腰痛」「神経痛」「痺れ」と痛みの分類をして症状の酷さの自分なりの解説をします。これは、自分が研修時に習った知識ですので、参考にしていただくと良いと思います。

1.まず「腰痛」です。この時の痛みは「○○した時に痛い」という運動時痛ですね。つまり「動かした時に痛い」という事です。動かないでじっとしている時の痛みの話ではありません。この運動時痛の解説としましては、主に筋肉や靭帯や関節に負担がかかった時の痛みだと考えられます。筋肉が疲れてたり弱くなっている時に負担に耐えられなくなって身体が痛みとして信号を送っているのだと思います。

2.次は痛みでも神経症状の痛みです。俗に言う「神経痛」です。神経痛も医療用語ではないので、解りにくい方もいるかもしれませんが、「お尻から足にかけての痛み」「じっとしていて痛い」「腰を動かしている時に、お尻や足が痛い」という感じです。これは、腰から脚に通っている神経が圧迫されて、お尻や足に痛みが出る場合です。これは私の経験では1の運動時痛よりも酷いです。治るのに日数がかかる事が多いですし、出来れば神経痛になる前に来院された方が早期改善がのぞめます。

3.最後に「痺れ」です。痺れは1.2.よりも酷い事が多いです。痛みは無いので患者さんも重要視していない方もいますが。簡単に「治りますよ」と言いにくい症状です。解説しますと、2.で話した「神経が圧迫されてお尻や足に痛みが出ること」が長く続いた時に起こりやすいです。

神経の働きの中には「感覚神経」といいまして、触感を感じる神経があります。神経痛も神経が圧迫されて痛みを感じています。この神経が長期間、圧迫されつづけると、神経の痛みを感じる働きが低下して、「痛くはないけど痺れる」という症状が出る事があります。

いちがいには言えませんが、このような経験から私は、酷い順に「1.痺れ」「2.神経痛」「3.運動痛」という目安で判断します。みなさんも自分の身体に起こった症状を判断する時に参考にしていただくと嬉しいです。

中津市から肩こり・腰痛整体で多くのかたに健康なって頂きたいです。