中津市でDRT整体をしている遠山です。

今回は「なぜ痛みが出るのか」「痛みの原因」について書かせて頂きます。

普段でも整体の患者様は、ほぼ、何らかの痛みを抱えていますそして、痛みというのは不快な感じですよね。痛みが無ければ良いと思いますよね。今回は自分の経験を元に痛みの原因について話をさせて頂きますので参考にしてみてください。

痛みはお知らせ

まず、痛みはお知らせだとかんがえます。 痛みは不快ですが、痛みがあるお陰で「調子がわるいかな?」など、気付かせてくれます。痛みのお陰で、それ以上の無理をしないようになります。つまり、痛みは「今の状態は良くないよ~」というお知らせだと考えると分かりやすいですね。

整体に来る患者様からこんな質問を受ける事があります・・・「普段は毎日30分ほど歩いているけど膝が痛い時は歩かない方が良いですか?」「いくら整体をしても歩かないと筋力が弱ってしまって悪いのではないですか?」ですとか「整骨院でストレッチを教えてもらったけど、痛くても我慢してストレッチをした方が良いですか?」といった内容です。

答えは、「痛みはお知らせ」という事で考えて頂くと分かりやすいと思います。つまり、「身体が答えを知らせてくれる」という事です。痛いのを無理して歩いて後で更に痛くなれば身体が「無理して歩かないで」と教えてくれているのです。後から痛くならなければ「それ位は歩いてもOKだよ」と、知らせてくれているのです。ストレッチも同じですが、後から更に痛くなったりすれば身体が「無理し過ぎだよ」と教えてくれているのです。

ストレッチや歩いたりする運動は本来、身体に良い事なのですが、体調が悪い時は、リハビリと同じでどれくらするかをかんがえます。「どれ位がご自分の身体に最適か?」という事は、自分の意見を参考に自分の身体と相談しながら決めて、徐々に量を増やすようにするのが良いです。

痛みは疲れが溜まると出る

次に、痛みは疲れが溜まると出る。という事です。調子が良くてもメンテナンスの整体を全くしないと「段々と疲れが溜まってきて痛みを感じる」という風になります。身体が「そろそろ限界ですよ!」という事を教えてくれているのですね。だから、痛みが無くなっても姿勢が改善されてなかったり、仕事や育児など身体に負担のある事をされている方は定期的なメンテナンスの整体が必要なのです。

これは、自分にも当てはまるのですが「放っておいたら整体をしなくても自然と治るだろう」と考える事があります。当然、人間の身体には「自然治癒力」が有りますので、切りキズと同じで自然と整体をしなくても治るという面があります。しかし、人間の身体は放っておくと段々と自然治癒力は低下していきます。誰でも年齢と共に疲れが取れにくかったり、治りが悪くなる経験から理解できると思います。自分の頭の中に過去の「直ぐに治った」イメージが強すぎると「直ぐに治るはずだ」→「あれっ、何で直ぐに治らないの~?」というパターンに陥りやすいです。

自分の身体を通しての経験で考えるのは「整体をしなくても放っておいても勝手に治る」というのは20代~30代前半あたりまでかなと感じています。30代後半以降のかたは過去のイメージを切り替えて「痛みはなかなか治りにくいから整体とメンテナンスをしよう」と考えると酷くならないうちに早めに治せると思います。

その他・・・痛みは「痛い」と本人が脳で感じた事を受け取って、初めて「痛い」と感じる事なので、普段から自分の体調を気にしてあげたり「オレは大丈夫」という思い込みを無くしてあげることが大切です。身体は正確に信号を出していますので、その信号を受け取ってあげれないと「何もしていないのに急に悪くなった!」「原因は何だ!?」という事になりかねませんので自分の身体の声に耳を傾けてあげてください。自分の考えよりも身体の信号が整体が必要なタイミングを教えてくれています。