中津市で整体をしている遠山です。先日は整体で揺らす時の強さは患者さんに聞いてみるのが一番良いという話をしました。

どれぐらいが、丁度よいかは患者さんが一番答えを知っているからです。そんな中で自分が整体をする時の自分の傾向や習性を知っていると整体での強さを改善しやすいですよね。

自分は整体をする時に、シッカリと整体治療ができているかどうかを患者さんの腰や足の揺れ具合を見る癖がありました。整体で腰や足が大きく揺れていると安心してました。整体治療がうまくいっているような感じがしてました。

しかし、自分の整体での満足度とは別に、患者さんによっては整体前後での変化が少なく、患者さんの満足度が低い場合もありました。

そこで先日、福岡でのDRT整体の勉強会で大事なことに気づくことができました。DRT整体で体を揺らすことで、整体治療する時の一番大きな目的は何かということです。

それは・・・・整体で首の骨の2番目を調整することなんですね。細かい説明は避けますが、整体治療で首の骨の2番目がうまく調整されれば脳からの神経の伝達が首から背中から腰⇒足へとスムーズに伝わります。

脳への正しい情報や脳からの的確な命令がスムーズに行われ、様々な良い改善が行われるのです。ですので整体治療で調整がうまくいっているかどうかは腰の揺れ幅ではなく首の骨がしっかりと動くことなのですね。

だから整体治療をする時に腰や足ではなく、意識を首に置くことによって整体前後の変化が大きく変わってきました。

実際に整体をしている時は首はほとんど動きません。しかしほんのわずかですが、これを整体治療で600回ほど繰り返すので、首の2番目の骨が調整されないわけがないですよね。そんな感覚になってくるのです。

そしてこの整体する時に自信に溢れた感覚が患者さんにも伝わるのです。結果として当然のように整体治療前後で首の骨は調整されているのです。

つまり整体で揺らすことはもちろんですがその時の自分の意識というのがとっても大切だなと改めて思いました