中津市で肩こりや腰痛、交通事故を中心に整体治療をしています。とおやま整骨院の遠山です。今日は整体治療をする中で改めて「整体治療」と同じくらいに、「整体の説明」の重要さを感じたので書きますね。

先日、初めて整体をする患者さんで七十歳までどこも悪くなくて整体などは行ったことがなかった人が、ちょっと腰痛になったので来院しました。
そして自分は、患者さんにいつもの初診の患者さんと同じように、問診をして整体治療の内容の説明をして整体治療をしました。患者さんも整体治療自体が初めてだったので、特に質問もなく終わりました。
そして2回目の整体治療の時に、1回目の整体からの変化や、整体後に症状が悪化しなかったですとか、整体後の姿勢の話をしました。

すると患者さんの方から「なんで腰が痛くなったんですか?」「今まで痛くなったことなかったんですけど何で急になったのですか?」と質問を受けました。腰が痛くなった原因や、初めて痛くなったことについても初診の整体前、にしっかり説明をしたのですが聞いてませんでした。
私は初回の整体前と全く同じ説明をして患者さんには納得してもらってから整体をしました。このことから治療家が1回説明すれば患者さんは理解するとは限らないということがわかりました。
特に初めての整体の方は、整体の内容を説明されてもよく分からないだろうし、痛みのことで頭がいっぱいなので1割ぐらい頭に入ればいいのかなという感じですね。

ということは、こちらが同じことであっても整体で治るために大事なことは、何度も言う必要があるなということがわかりました。整体に来る患者さんというのは当然、今の痛みを早く治したいので必死ですね。
こちらとしては、整体で痛みを取るのはもちろんなのですけども、その原因から整体で改善していく整体治療してるので、その説明をしています。そこで生じる誤差を埋めていく必要があるかなと思いました。
でもこれは自分が整体を受ける患者さんの立場になれば分かりますね。やはり、整体で今ある症状を直ぐに何とかしたいという気持ちになりますね。

ですので今回は整体の患者さんの方から質問してくれたので患者さんが理解できていないということは、わかりました。しかし、わからないまま治療に不満を持って来院されなくなった方もいると思います。
改めて整体と同様に説明の大切さ、同じことでも何度でも言ってあげる必要性、ということの勉強になりました。